青 原 立 第 330 号
平成19年12月14日
七 戸 町 長 殿
青森県知事 三 村 申 吾
本県の原子力行政につきましては、日頃より御理解と御協力をいただき、厚くお礼申
し上げます。
本県では、六ケ所村にある高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センクーヘのガラス固化体
受入れ開始前である平成6年及び平成7年に、本県においてなし崩し的に最終処分が行 われるのではないかとの県民の不安、懸念を踏まえ、「青森県を最終処分地にしない」 旨の国の確約を得た経緯があります。
私は知事就任以来、本県を高レベル放射性廃棄物の最終処分にしないとの国との約束
について、機会あるごとに国に確認するとともに、最終処分地の早期選定に向け政府一 体として取り組むよう強く要請してきているところです。
去る12月6日も、国と県との約束について、甘利経済産業大臣に再度確認するとと
もに、最終処分地の選定について国を挙げて取り組むよう強く要請したところ、甘利大 臣からは、国と青森県との約束に変更はなく、微動だにしない、最終処分地の選定につ いては、国も前面に立って最大限努力していく旨の回答があり、国の姿勢をあらためて 確認できたところです。
私としては、今後とも、高レベル放射性廃棄物の最終処分を受け入れる考えはないと
の方針を堅持していきます。
各市町村におかれましても、県の方針を御理解の上、今後とも本県の原子力行政に御
協力を賜りますようお願い申し上げます。
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