基本構想2
活力あふれる産業のまちづくり(産業の振興)
3 観光・交流型産業の振興
外国人観光客の誘客対応は
哘清悦
昨年度、かだれ田舎体験協議会が、台湾の宿泊客数70人を獲
得したのは大いに評価できる。台湾以外の外国人観光客は、どの
国をターゲットに設定しているか。
欧米人向けスタイルで準備中
町 長
欧米人を想定している。
台湾を始め、アジアの国々の観光客は、依然都市部にへの関心
が高く、大型バスでのツアーで有名観光地を回り、都市部で買い
物をするのが主流。
欧米は、少人数で回り、個人の趣味・趣向を重視する傾向があ
る。旅行目的に自然を挙げる割合がアジアよりも高く平均滞在日
数も長い。旅行中の移動距離や訪問先も広範囲で、ゆっくりとい
ろいろ観るスタイルが主流。
ホームページ・パンフレット・案内表示の英語対応や欧米人向
けの体験内容にブラッシュアップする取り組みを今行っている。
哘清悦
子供の郷土愛を育むために、町民が頑張っていることを一緒に
体験させることの方が効果的。
昨年提案した秋祭り以外にも、子供が体験したり協力できる祭
りやイベントがあると思う。
教育現場との連携も必要。今後の取り組みは。
教育長
教科、領域、総合的な学習の時間と、地域の企画との関連を考
慮し、おのおのの狙いと活動の役割を明確にし、緻密な計画のも
とに実施することが成功と継続の源と考える。
哘清悦
観光資源の一つでもある町営スキー場の経営状況と今後の経営
方針は。
町 長
昨年度の利用人数は役1万7千人で前年対比で18%増。売上
も増えていて、スキーが925万円、ヒュッテが260万円。
指定管理に伴う委託料は、リフトの点検や修理等で500万円
前後。市街地から10分程で行けるファミリーゲレンデとしてP
Rしている。
哘清悦
天間西小はノルディック、天間東小は、スケート。
県立高校のスキー教室で初めてアルペンを経験する子がいること
に今気づいた。全小学生が町営スキー場で滑れるようにする考え
はあるか。
教育長
学校が町営スキー場を利用していない理由は、リフトが一基し
かないうえ、ロープトウは初心者に難しく、危険であること。
レンタルのスキーセットやウェアが不足しているという課題も
あり、委員会としては学校の方針を尊重したい。
哘清悦
七戸高校では、1・2学年の約320人の生徒が、まかどスキ
ー場でスキー教室を行っている。
町営スキー場で対応可能な人数に分散させることが可能であれ
ば、誘致できると思うが。
町 長
ヒュッテの最大収容可能人数は90人。
分散できれば受入可能。学校側と協議してみる価値はある。
哘清悦
町民から使わなくなったスキーを寄付しでもらい、町内の子供
や保護者が町営スキー場利用時に無料で貸す仕組みをつくる考え
はあるか。
町 長
寄付してもらったものを貸し出す場合、型式の古さの問題があ
る。既存の有料の民間の貸出との競合という点では、無料貸出は
難しい。貸出体制を整えることは、スキー人口増加に繋がる可能
性はあるので、検討して進めたい。