平成25年 3月


学校と児童福祉施設の計画は

哘清悦

 学校統廃合の議論には、当町の将来像の共有が必要です。町長

は将来、学校がいくつあるのが望ましいと考えているのか。

 旧八甲田高校の校舎を中学校として利用する案が多数寄せられ

ています。1年程度使って解体するプレハブの校舎に1億750

0万円も使うよりは、数十年は使える校舎を購人した方が経済的

です。アンケートは、考えられる選択肢を可能な限り公平に提示

すべきです。

 旧八甲田高校についても、必要最小限の改築工事を行う場合の

、精密な積算を行う考えがあるのか。震度6強の地震で3校舎が

倒壊し、犠牲者が出た場合の行政の責任を尋ねます。

 児童福祉施設の計画は、学校規模適正化と並行して議論すべき

です。同計画の策定方法は。


多目的な要素を備えた施設を

町 長

 子ども達が安心・安全で健やかに成長できるための環境づくり

は、速やかに進めなければならない。

 児童福祉施設の建設に際しては、学童保育のための施設である

とともに、心豊かに安心して暮らせる地域づくりのために、多目

的な要素を備えたものにしていかなければならない。

 児童福祉施設整備計画は、平成25年度からの5年間の目標と

いうことで、今のところ学校規模適正化基本計画との整合性を図

る必要はないと考えています。しかし、今後社会情勢の著しい変

化などにより、小学校の適正な規模の検討をしなければならない

場合は、適宜見直しはあり得るかと思います。小学校については

、現在の四校体制ということを考えています。


教育長

 旧八甲田高校の校舎使用については、電気・給排水設備等を含

む大規模な改修等が必要であること、体育館やグランドが狭いな

どのいくつかの問題点があります。

 去る2月26日に検討委員会が開催され、学校規模適正化の基

本的な考え方が示されました。

@天間林地区の中学校の再 編を進める。

A再編後の学校の位置は天 開舘中学校とする。

B再編時期は耐震補強等を実施した上で速やかに行う。

という内容です。

 今後、検討委員会から示された事項を尊重し、取り組んでいき

ます。また、地震による校舎倒壊に伴う行政責任として、できる

だけ速やかに耐震補強等を実施したい。


選挙公約に掲げる数値目標は

哘清悦

 22年後の当町の人口は、5141人減少し、12,197人

になるとの推計があります。

 最新の統計データでは、出生数が1年間で100人、就業者人

口が8,194人、総生産額が464億8400万円、完全失業

者数が655人、就農者数は1年間で3人だけとなっています。

 平成25年度の予算案を考えるにあたり、4年後の人口や就農

者数等の数値目標をどのように設定したのか。


答弁できない

町 長

 選挙公約に関する答弁は、選挙の事前運動にあたるため、答弁

を差し控えます。


原子力災害の対策は

哘清悦

 七戸町地域防災計画原子災害対策編の策定状況と完成時期は。

 同計画が策定されるまでの間に、当町が放射性物質で汚染され

ることが確実な事態となった場合の、情報収集・情報伝達・避難

の判断と誘導・移動方法等の対応は。

 事故発生の情報を速く確実に伝達することが大事です。

 エリアメールは、ドコモの他にソフトバンクとauでも実施さ

れるそうですが、試験的に配信する計画はあるのか。


地域防災計画により対応

町 長

 一般災害の地域防災計画に原子力災害に関する部分を加えて対

応していきたい。

 情報伝達として、平成25年・26年で防災無線が整備される

ため、伝達には無理はないと思います。

 ドコモ以外のエリアメールの対応は、早目に協定を結びたい。