平成25年 6月


人口減少対策に必要な情報は

哘清悦

 今年の小学生新入生は4校で101名、各校約25名で小規模

校です。適正規模の小学校4校・中学校2校体制を実現するため

には今の倍の出生数が必要です。

 町長が目標とする年間の出生数は。

 当町の人口減少の原因分析とその対策立案に必要な情報の収集

・管理・分析・活用状況は。


七戸町統計書に集約し管理

町 長

 具体的に数字を申し上げられないが、これまでにも増して、子

どもを産み育てる環境を整備し、少子化対策に努めたい。

 人口減少は自然動態と社会動態の減少が原因です。

 国勢調査や就業構造基本調査、農林業センサスや、町が編成す

る住民基本台帳等の人口に関する情報は、町の各種施策や計画書

の作成に活用するとともに、5年ごとに発行する町の統計書に集

約し、管理をしています。


中高生の児童福祉の現状と今後は

哘清悦

 天中のけやきの家と榎中のえのきの家の利用状況と今後の活用

方法は。

 中学生の居場所づくりや地域住民との交流活動等、モデルとす

る市町村とその取組内容は。

 高校生までを計画の対象とする七戸町次世代育成支援行動計画

(後期)策定において、小学校高学年と中高生の保護者をアンケ

ート調査の対象から外した理由と、小学校高学年と中高生に対す

る同計画の取組内容は。

 高校生の通学に要する時間や費用を把握するために、通学の実

態を調査する考えはあるか。


教育長

 平成24年度の利用状況は、けやきの家は1団体21名、えの

きの家は4団体71名。学校規模適正化に合わせて、両施設のあ

り方を検討していくが、当面は現状維持で運営していきたい。

 中学校は、部活動への全生徒の加入を奨励しており、放課後の

居場所づくりの機能を果たしていると認識。

 今のところ、他を参考に取り組んでいく考えはありません。


町 長

 アンケート調査の主目的が、保育サービス等のニーズの把握で

あったため、小学校高学年と中高校生の保護者を調査対象にしま

せんでしたが、喫煙、飲酒、薬物乱用、性や男女交際、生命の尊

厳等の教育指導を行い、家庭、学校、地域が連携し、子どもの健

やかな成長に資する環境の整備に取り組んでいきます。

 通学の実態調査は、平成25年2月に行いましたが、今後も関

係機関と連携し状況把握をしながら、最適な通学体制構築の参考

にしていきます。


U・Iターン促進事業の積極的な推進は

哘清悦

 町長はU・Iターン促進事業の優良事例を調査し、同事業や就

農希望者の呼び込みを積極的に行い、人口増加を図る考えはある

か。また、当町出身者を町づくりや雇用剔出に活用する考えはあ

るか。

 天間林地区の両中学校長を経験された教育長に参考までに尋ねる。

@農業・家業を継ぐことを志望した生徒の割合。

A県内就職と県外就職の選択の違いの原因。

B学校教育及び進路指導の現場において、雇用可能な地元の産業

 や職種を、生徒と保護者に情報提供できる環境や仕組みが十分

 に構築されているか。


雇用の安定と住民サービスのため

町 長

 商工業振興や地域雇用促進補助事業等の支援事業の調査をして

いきたい。

 町独自の定住化対策の一環として空き家バンクを創設し情報提

供を行う。

 また、公共職業安定所と県のホームページサイトを町のホーム

ページにリンクさせ、情報提供に活用していきたい。

 町出身者との連携・情報交換は、町の知名度を上げる大きな力

になるので、多方面から雇用創出を進めていきたい。


教育長

@感触では1割未満。

A本人が希望する職種や条件等が合わないこと。

B小学校では子どもの夢や希望を育む教育をし、中学校・高校で

 は、就職や進学に関するパンフレットや、様々な職業の図書な

 どを整備しています。

 親子進路学習会、進路だよりの発行、地元での職場体験、修学

旅行先での職場体験等、環境は整いつつあるように思います。