平成29年 6月


教育委員会定例会議事録の公開を

哘清悦

 教育委員会定例会の日時と場所の告知方法は。

 ホームページで告知する考えはあるか。

 青森県教育委員会は平成20年度分から、八戸市やほかの教育

委員会では過去5年分の議事録をホームページで見ることができ

る。当町もそのようにする考えはあるか。


パソコンで閲覧できるようにする

教育長

 定例会招集告知日に、庁舎前の掲示板で告知している。今の時

代に沿ったお知らせの仕方を工夫し、前向きに検討する。

 全国の市町村で議事録を公開していない割合は36%、青森県

内は63%。県内で公開している37%のほとんどは、市の教育

委員会と思われる。小規模な地方公共団体が多いことが、青森県

の公開率が低い原因だと思われる。

 当町の教育委員会も職員数が少ないことや事務負担等からこれ

まで公開できなかったが、情報公開は必要なので、限られた職員

数でできる範囲の公開に努めていきたい。

 議事録は年度ごとにUSB等に整理して、早い時期にパソコン

で閲覧できるように対応させる。


スポーツの指導体制について

哘清悦

 今年6月で廃部となる天間林中学校のソフトテニス部を含め、

どのような経緯で現在の部の編成に至ったのか。


教育長

 統合前の両校にある部活、団体競技、男女のバランス、学級数

に応じた職員数も考慮し考えた。

 新生天間林中学校に配置される職員数は教頭を含め11人。

 2人顧問体制で考えた結果、野球部、ソフトボール部、卓球部

、陸上部、吹奏楽部の5つで再編することとなった。

 ソフトテニス部は、両校にないことと、女子のみであるという

理由から廃部とした。


哘清悦

 昼休みに色々なスポーツに触れることができるよう、町内6校

に用具を揃えることを要望する。


哘清悦

 天間林中学校の生徒で小学校まではスポーツ少年団でサッカー

をやっていた生徒がいる。

 今年度からサッカーの練習場が天間林中学校から遠くなり、サ

ッカーをやる生徒がゼロになっただけにとどまらず、天間林地区

のサッカー少年団に入る児童も減ったと聞いた。

 在籍人数の増減は。


教育長

 平成26年度は37人、27年度と28年度は23人、29年

度は8人。

 練習場所が遠くなったことのほかに、何が原因で天間林地区の

サッカー少年団の団員数が減少したのか、検証が必要だと思う。


まちづくりビジョンの共有について

哘清悦

 町長は、山田桂一郎氏と藻谷浩介氏の考えをまちづくりに生か

しこいく考えだと理解している。

 その考えをより多くの町民に共有してもらうために、どのよう

に展開させていく考えなのか。

 両氏の著書を図書館に置いているか。


町 長

 昨年11月に開催した両氏による「しちのへ里山観光特別講演

」は広報等でお知らせしている。

 今後は、その取り組み、考え方、必要な情報は、広報やホーム

ページを活用しながら周知を図る。

 藻谷氏の著書5冊を、七戸中央図書館と中央公民館の図書館に

所蔵して閲覧に供している。


哘清悦

 外国人観光客に英会話で対応できる状況か。

 両氏の考えをより多くの町民に理解してもらうために、中学生

が読んでもわかるような資料を作成し活用する考えは。

 藻谷氏の講演内容に関連する授業を参観日に合わせれば、保護

者との共有が図られると思うが。


町 長

 町内在住の外国人を中心に、町歩きガイドの要請や外国人旅行

者へのおもてなしを勉強する地域おこし協力隊員によるサークル

を設立し、町民向けの英会話の勉強会もそこで実施していく予定



教育長

 わかりやすい表記で資料を作成し、活用して頂けるよう努力し

たい。その授業を参観日に合わせることはできないが、その授業

が行われる日時はお知らせできる。