平成25年 9月
天間林地区中学校の統合は
哘清悦
天間林運動公園周辺に校舎を新築するという案が、両学区の住
民が合意できる最良の案だと思うが町長の考えは。
同案は用地買収の必要もなく、体育館、総合グランド、野球場
、温水プールも体育施設として有効活用できる。
町長は、住民が望むような案を提示する考えがあるか。
町民による評価を25年度に予定
町 長
7月に教育委員会主催による住民懇談会を開催し、意見の聴取
を行っているが、統合の時期について案を示し、平成29年4月
最短で統合開校については概ね理解を得たと考えている。
建設場所についてはいろいろ意見が出たという報告を受けてお
り、財政面など総合的に検討し、再度慎重に協議を行っている。
哘清悦
旧校舎跡地を分譲売却という記事を見たことがあるが、統合後
の旧校舎跡地の利用方法は。
町 長
具体的な方向がはっきりしていないが、何らかの有効な活用を
考えたい。
哘清悦
新校舎建設費用の積算方法は。
建材、塗料、接着剤が原因のシックスクールの対策、それらの
化学物質や教室内の二酸化炭素濃度を下げるための換気設備、災
害時の応急避難場所としての防災機能の強化など、十分考慮し計
画しているか。
今後他の地域でも学校の統廃合が進む可能性がある。
視察に訪れる人が増えるような新校舎にする考えがあるか。
町 長
仮に建築となれば、その時点で考えられる最高のグレードの学
校をつくりたい。
哘清悦
情報の共有を図るために、住民懇談会での説明や住民の意見を
広報に掲載する考えがあるか。
町 長
広報を含めていろいろな形で情報の共有を図りたい。
農業の担い手対策は
哘清悦
農の雇用事業と青年就農給付金事業によって新規就農者が増加
しているが、当町における両事業の活用実績は。
町 長
農の雇用事業による研修生の受け入れは町内で2法人9名、青
年就農給付金は平成24年度に3名の実績がある。
哘清悦
現在、10年後、20年後の就農者数の推計値は。
町 長
2010年農業センサスによると1989人、10年後の20
25年には就農人口が約1000人。20年後の2035年には
約700人に推移するのではないかと推察できる。
哘清悦
当町で確実に定住・就農できる営農形態と作物は何が一番良い
か。
町 長
ビニールハウス等を使った施設農業をやり、ある程度経営が安
定したら規模拡大をして、米や野菜とか複合経営に移行するのが
よいと考える。
哘清悦
農業でのU・−ターン者を増やすために考えている方策は。
町 長
農業研修先への紹介、新たな就農者への資金的・技術的な支援
策を打ち出していきたい。
哘清悦
研修時の宿泊施設は。
町 長
町の宿泊研修施設の活用や特に住宅については民間の活用も含
めて検討している。
哘清悦
新規就農者の農地の確保と、パイプハウス導入時に補助する考
えがあるか。
町 長
新規就農者に向けて、相応の農地取得の仕組みづくりが必要。
パイプハウスの取得では、県と町の支援で約半分程度の助成が
あり、継続していく。
哘清悦
有限会社みらい天間林の筆頭株主として、担い手対策及び両事
業の活用に関してどのような具体的な提案をしたか。
町 長
土地利用型の形態の会社であるため、担い手への対策はとりに
くい部分があるものの、今後株主として、指導していく。
哘清悦
新規就農希望者を研修生として受け入れるように提案する考え
があるか。
町 長
当該会社へ、その提案、指導をしていきたい。