平成30年12月


道の駅しちのへの将来の運営方法は

哘清悦

@事業・部門ごとの収益性の経営分析を、報告の最低条件にすべ

 きでは。

A株式会社七戸物産協会のネット販売と6次産業化への取り組み

 は。

B住民の平等利用、施設効用を最大限に発揮させる、管理を安定

 して行う人的能力を有する、これら選定条件の3項目とも不十

 分だと思うが当町の評価基準はどうなのか。

C両者の意思疎通が大事。条例第7条の業務報告の聴取等はどう

 するのか。

D直営であれば収益を予算に繰り入れられるが、道の駅しちのへ

 の理想の運営方法をどう考え、いつまでに実現するのか


一法人による一体管理が理想的、利益の使途や配分は取り決める

町 長

@全くそう考えている。

Aネット販売は新年度からスタートする予定で、6次産業化はカ

 シスを使ったアイスやソフトを販売している。

B提出された申請書類が仕様書の内容に沿っているかを担当課が

 精査し、その後、選定委員会において、3項目を更に細分化し

 た選定基準について審査・評定し、結果は表定評にまとめてい

 る。

C業務及び経理の報告等は当然遵守すべき。報告の機会を捉え、

 課題や重要決定事項についての相談や事前協議をし助言・指導

 していく。

 その積み重ねによって意思の疎通が図られると考える。

D指定管理者の企業努力と町の資本的支出による効果を考慮し、

 決算において税引き後の当期純利益があった場合、その使途や

 配分をしっかりと取り決め、一定基準を超えた場合は町へ納入

 させたり、その相当額を施設の設備等の費用に充てたりする。

 収益を還元し翌年の収益につなげ、好循環のサイクルとする。

 一法人が全施設を一体的に管理運営するのが理想的。これから

 の厳しい社会情勢に一枚岩となって向かうことが重要。

 3年間でより良い形で再編し、そこを通過点とし継続して成長

 させていく。


第三セクター等の情報公開と経営改善について

哘清悦

@情報公開に向けての作業の進捗状況は。

A総務大臣の通知には、第三セクター等が自ら積極的な情報公開

 等に取り組むように指導することも記載されているが、指示し

 た改善策はあるか。


町 長

@どこまでの内容を公表できるか、また、その際の様式など、県

 内で公表している自治体を参考に現在検討している。

 早期に整理し町のホームページで公表したい。

Aほとんどの団体がホームページを開設していない。先ずは出資

 している町が経営状況を把握し、住民への情報公開に努める。

 その後は自ら行うように指導していきたい。


地域に根付いた文化の継承について

哘清悦

@神楽や剣舞の伝統芸能の継承状況は。

A保存と継承のために行っている取り組みは。


教育長

@七戸町郷土芸能保存会の加盟団体数は、平成21年は13団体

 、現在は11団体。総会員数は2年前より19人減り206人

 。各団体が求めている人材は、小学生の踊り手、笛や太鼓の演

 奏者、高校生以上の若手など。

 演奏者や歌い手がいなくなり、カセットテープで練習している

 団体もあり、活動の継続が危ぶまれる状況にある。

A町のイベント等での発表機会の提供、毎年2月に実施している

 郷土芸能発表会での運営支援・撮影・DVD記録保存と継承活

 動への活用など。

 児童への郷土芸能の理解や加入促進を目的とした事業は、実現

 に向けて調整を図っている。


哘清悦

@町外の子供も秋まつりに参加できるように、笛や太鼓を親子で

 練習できる機能を山車展示館に持たせる考えはないか。

A参加者を募集している町内会の情報を発信したり、秋まつりに

 参加したい人が問い合わせたりできるように、山車展示館に掲

 示板を設置しては。


町 長

@常々考えていた。太鼓を置いて自由にたたけるようにすれば参

 加する子供が増えてくると思う。

A掲示板は情報交換の場として非常に大事。設置は可能。

 みんなが参加できる形をつくり盛り上げていきたい。