平成29年12月


移住就農希望者への対策は

哘清悦

@移住就農希望者を地域おこし協力隊として募集する計画はある

 か。

A移住は、今の仕事をやめ、収入源がゼロになることを意味する

 。絶対に後悔させないためにも、会社を退職する前に、当町を

 気が済むまで見せ、農作業も十分体験させることが大事だと思

 うが。


地域おこし協力隊を活用し、お試し農業体験も準備する

町 長

@企業版のふるさと納税といわれる地方応援税制の事業を活用し

 て、若い世代で農業をやりたい方にターゲットを絞って、新規

 就農による移住促進を実施したい。地域おこし協力隊を活用し

 、最大3年間の継続期間の中で、町の魅力を伝え、新規就農や

 農業関係への就職と定住につなげていきたい。

Aいきなり農家に入っての実習や生活は、非常にハードルが高く

 抵抗感もあるので、年に何回か2〜3泊の農業体験をしていた

 だく。宿泊は、ふれあいセンターや町の施設を有効活用し、農

 家民泊も選択できるようにする。


哘清悦

 弘前市では人口減少対策の一環として、県外在住者に対してふ

るさと回帰のきっかけをつくり、定住人口の増加と地域経済の活

性化を図るため、市内で開催される同窓会に対する経費の一部を

補助している。同様の事業を行う考えはあるか。


町 長

 同窓会への経費助成は県内でもいくつかあり、十和田市もやっ

ている。町の取り組みをパンフレッドやチラシで情報提供でき、

Uターンのきっかけづくりや若い世代では婚活の支援にもなる。

 本当に定住に効果が出るかを慎重に検討し、移住・定住のアン

ケート調査なども実施しながら取り組んでいく。


コミュニティバスの運行について

哘清悦

 帰りのバスが早いため、老人福祉センターでの滞在時間が短く

、七戸病院ではタクシーで帰ってこなければならず、運行が不公

平だという不満の声が利用者から届いた。

 両施設での路線ごとの滞在時間は、寺沢・底田島谷部線が3時

間10分と2時間34分で最も短く、柳平・坪線は6時間2分と

5時間15分で最も長く約2倍の偏りがある。改善できないか。


町 長

 今年度、新たに七戸町公共交通網形成計画を策定するが、そこ

でいろいろな苦情を改善する方向で取り組んでいく。


オータムフェスタについて

哘清悦

 オータムフェスタは、一般客の割合が極端に低いイベントだと

感じた。農林部門の共進会は、山車展示館を会場にし、試験的に

行ってみては。

 道の駅を活用し営農大学校とも連携を図り、当町が農業振興に

力を入れていることをPRする方が効果的だと思う。

 文化部門は、柏葉館や中央公民館を会場にする方法や、両中学

校の文化祭と共催という方法も可能だと思う。


町 長

 根本的に見直すべき時期にきている。

 関係課に検討の指示はしている。

 農林部門は、ご提案の方法が可能かどうか、意見交換しながら

検討していきたい。

 文化部門の舞台と展示は、屋内スポーツセンターでの合同開催

を検討している。


学校での3Rの実践状況について

哘清悦

@そろばん、鍵盤ハーモニカ、スキー用具の貸し出しは、3Rの

 考えに基づく私の発想。学校での3Rの実践状況は。

A昨年町は電卓を40台購入しているが、授業でしか使わないそ

 ろばんの方を教材整備の一環で購入し貸し出した方が良い。

 購入させるのであれば、大人になってからも使う電卓を購入さ

 せては。

B役場職員でそろばんを使っている人はいるか。


教育長

@各教室のごみ袋の再利用、県の雑誌回収イベントへの参加、段

 ボール・新聞紙のリサイクル、印刷した裏紙の使用、太陽光発

 電の電力の活用など各校で取り組んでいる。

A予算の関係で、七戸町教育委員会では、まとめて購入して貸し

 出しすることは考えていない。

Bいない。